整理収納は物を見えないところに隠すこと?片付けの考え方

『整理収納』って何から手をつけて良いのか、どこから始めればいいのか、考えただけでグッタリすることありませんか?

何も考えず、とりあえず見えないところに押し込んで、一時的にスッキリしても数日で結局またゴチャゴチャしてしまう・・・。そんな経験はありませんか?

こちらの記事では、一時的では終わらない『キレイが持続する』整理収納の心構え、一番初めにやるべきことをお伝えしていきます。

整理収納とは?

整理収納と聞くと、パントリーや押し入れ、収納棚などに『使わない物』を収納することだと思っていませんか?

私も勉強を始める前は、使わない物を見えないところに隠すのが収納だと思っていました。

でもそれが大きな間違いでした。それだといくら収納スペースがあっても使わない物がどんどん増えて、使う物を収納するスペースが無くなっていくのです。

整理収納で大事なことは『使う物』を『使いやすく』収納することです。

収納場所はあくまでも「使う物」のためのスペースであり、「使わない物」を隠すためのものではありません。

基本的に『使わない物』は家に置かない!というのが重要です。

整理収納を始める前に

断捨離や整理収納は想像以上に気力と体力を使います。

一度にたくさんできるものではありませんので、毎日少しずつコツコツと!という考え方が大事です。

毎日1カ所やれば365カ所出来ることになりますね。

または1日何分と時間で区切るのも良いですよ。

10分だけ頑張ろう!20分だけ頑張ろう!と思えば無理なく継続出来たりします。

1日に出来る作業は小さくても、1カ所終えれば必ず達成感がありますので「明日も頑張ろう!」「次はここをやろう!」と気持ちが前向きになり、継続に繋がります。

整理収納で1番初めにやるべきこと

まずは『全部出し』です。

パントリーを片付けようと思ったら、そこにあるもの全部出します。

全部出して、必要な物と必要ない物に分別します。

この要な物と必要ない物を分別するのに時間をかけてしまうと、いくら時間があっても終わらないので、1つ5秒で決めてしまいましょう。

そしてどうしても迷ってしまったものは「迷った物」として置いておき、後日改めて分別しましょう。

必要ない物や何年も使っていない物はフリーマーケットで売ったり、譲ったり、需要のない物は思い切って処分します。

ここでネックになるのは「もったいない」という気持ち。

私もそうでした。「買った当時は高かったからもったいない」とか「いつか使うかもしれないから・・・」とか「まだ使えるし・・・」という気持ちがあり、結果多くの物を手放せないでいました。

しかしそれでは物が増える一方で家の中はちっとも片付きません。

なんとか押し込んだとしても必要なものを探し出すのに時間がかかったり、見つけ出せずに似たような物を買ってしまったり、時間とお金と労力を無駄に使ってしまい本末転倒です。

ここでは「もったいない」という気持ちに、一時的に蓋をしておきましょう。

そして必要なものだけ残ったらその量を把握し、パントリーに収まるか考えます。

グループ別に分ける

必要な物の量が分かったら、使用目的や種類によって分類します。

パントリーの場合、食品や飲料、季節ごとに使う鍋やホットプレート、非常時の物や

書類などもあるでしょうか?

それらを使用目的や種類によって分類し、使用頻度によって収納場所や収納方法を考えていきます。

まとめ

整理収納の心構え、一番初めにやるべきことをお伝えしてきました。

ポイントをまとめてみます。

  • 使わない物、必要ない物は家に置かない
  • 「使う物」を「使いやすく」収納する
  • 1日1カ所、少しずつを心がける
  • 全部出しをして「必要な物」と「必要ない物」に分別する

整理収納は一度にやろうとすると大変ですが、毎日少しずつコツコツやっていくことで家の中が変わっていきます。

継続すると家の中がスッキリして気持ちよく過ごせますし、何と言っても自分の心の中もスッキリして気持ちが上がります!

ぜひ整理収納生活を取り入れて、家の中の変化だけでなく、ご自身の気持ちの変化やご家族の変化を観察し、その変化を楽しんで頂けたらと思います。

みなさんの整理収納生活が楽しくなるよう、少しでも参考になれば幸いです。

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