あなたの家の中には、今どのくらいの備蓄がありますか?
食品や雑貨、ありとあらゆる物の備蓄。
コロナが流行りだした時、マスクやトイレットペーパーを必要以上に購入された方も多かったかと思います。
中には「備蓄が沢山無いと不安」という方もいらっしゃいますよね。そういう方は、常日頃から家の中に「大量の物を抱えている」という状態でしょう。
家に倉庫などがあり、収納スペースが十分確保できる環境であれば問題ありませんが、そうでない場合は、量を決めた方がスッキリします。
こちらの記事では、整理収納によって「必要以上の備蓄を持たない」心の変化をお伝えしていきます。
備蓄が無いと不安?
整理収納の考え方は「必要な物」を「使いやすく」収納する!ですが、災害や震災が多い日本で暮らすには、当然備蓄は必要でしょう。
でも「備蓄」も必要な分だけ持てば良いのです。
備蓄を沢山増やしてしまう方は「不安」な気持ちが強いため、次から次へと買ってしまう傾向にあります。
特にここ最近は、災害や震災に加えてコロナもありますから、不安になる気持ちもわかります。
では、あなたはどのくらい備蓄があれば不安から解放されますか?
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今ある量を確認してみる
その「不安」から解放されるために、まずは備蓄を「全部出し」して、今ある備蓄の量を確認してみましょう!
ご自身でその量を把握します。
中には賞味期限や消費期限がギリギリの物や、切れている物があるかもしれませんね。
それらは食べてしまったり、使ってしまったり、処分したりしましょう。
必要な物だけ残ったら、収納スペースに入れていきます。
その際、物や種類ごとにスペースを決め、そこに収まる分だけ入れるようにします。
そうすることで「使いやすく」「管理しやすく」なるので、買いすぎが抑えられます。
消費したら買う、スペースが空いてから買うようにすれば備蓄で溢れることはありません。
安心感
備蓄の管理が出来ていると、安心感が生まれます。
それは、いざ使おうと思った時に「あると思っていたのに無かった!」ということが無くなるからです。
「あと○個残っているから、今は買わなくても大丈夫!」という安心感。
その「安心感」が得られれば、必要以上の備蓄を買わなくなります。
人は「買えないかもしれない」「手に入らないかもしれない」と思った時、その焦りから「買いすぎ」や「買占め」に走るのだと思います。
でも考えてみてください。
コロナが流行りだした時、マスクが買えなくても「手作りマスク」を作って代用出来ました。
トイレットペーパーだって一時的に少なくはなったけど、長期間買えないことはありませんでした。
そう、私たちは適正量の備蓄があれば、生きていけます。
買わなくても大丈夫
備蓄の管理が出来ていて、安心感による心の余裕があれば、買い物も減ります。
「今、必要な分だけ」、「本当に欲しい分だけ」を見極めて買うことが出来るからです。結果、それが節約に繋がります。
「あるけどまた買っちゃった」や「安いから買っておこう」ということを無くせば、賞味期限や消費期限が切れることもなくなりますよね?
沢山買っておいて、結局使い切れず、期限が切れて捨てることになったら、すごく無駄ですし、お金ももったいないです。
備蓄の管理が出来ていれば「今は買わなくても大丈夫!」「今、必要な分だけ買おう!」と思えるようになります。
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まとめ
いかがでしたか?
- 今ある備蓄を『全部出し』
- 「要るもの」と「要らない物」(期限切れのもの)に分別
- 収納スペースに入る分だけ入れる
意外と少ない備蓄でも、生きていけると思いませんか?
今は物が溢れる世の中です。いかに「必要な物」を見つけ出し、「必要な量」を大事に使うか。
また、フードロスも増えていますね。備蓄管理することで少しでも期限切れを無くし、フードロスを減らしていければと思います。
何かあっても「買占め」に走らない、「一人一つ」のルールを守る。そんな大人でありたいです。子供たちのためにも、思いやりのある、助け合いの出来る社会を目指したいですね。